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MODOのライセンス形態が変更されました。

ついにという感じですが、MODOにもサブスクリプションライセンスが導入されました。

AutodeskやAdobeはすでに導入しており、年間お金を払い続けることでアップグレード費用を払うことなく、最新版を使い続けることが可能です。

ただ最新版の新機能が必要ない人間にとっては関係のない話で、私も一つ飛ばしでUPGしていた人間なので、特にサブスクリプションライセンスが出来て嬉しいということはありません。
価格も安価なわけではなく、今までUPG費用が5万円前後だったものが、ほぼ同じ金額なので、サブスクリプションライセンスにすることでお買い得になるわけでもありません。

Adobeのサブスクリプションなんかはそれまでフルセットで買っていたら40万くらいしたソフトの詰め合わせが年間6万円で全部使い放題ということでかなりのお買い得感がありますが、MODOは定価が28万円で、初めて使う人からすると導入コストが8万円で一年たったらもう使えなくなるということになるので、この値段が適正なのかどうなのかは人によると思います。

導入コストを下げるために年間プランを用意したとのことですが、一年で使えなくなるソフトのライセンスが8万円というのは高すぎる気がします。
日本では販売されていませんが、MODOにはMODO INDIEというものがあり、これだと英語版のみで機能に制限はありますが、月々たったの1480円で導入できます。
MODO10 INDIEはMODO10とほぼ同じタイミングでリリースされたので、近々11もリリースされるかもしれないので要チェックです。

今まで高機能な割には手軽に導入できたMODOがここ最近、機能が増えるに連れて値上がりしており、さらにバグも増えている印象なので、メーカーとしては難しいところなんでしょうが、ユーザーとしては今の流れはあまり良いとは思えません。

2Dのグラフィック業界はほぼAdobeの独占状態で、サブスクリプションライセンスを導入したことで利益も大幅に上昇したらしいですが、3D業界はユーザー数が少ない割にはソフトの種類が多く、且つここ数年フリーソフトやベンチャーが開発した安価なソフトがかなり台頭してきており、なかなか厳しい状況であることは間違いないと思います。

20年ほど前に4大CGソフトと言われていたMaya,Softimage,3DS MAX,Lightwaveのうち、Softimageは開発が終了し、Lightwaveもここ数年UPGされておらず、国産のShadeも微妙な状況です。

日本ではそんなにユーザー数が多くなかったCinema 4Dが学生版を無料にしたり、AdobeのAfterEffectsに機能限定版のCinema 4Dを付属してAdobeソフトとの連携を充実されることで一気にユーザー数が伸びたり、フリーなのに高機能のBlenderなども台頭してきており、悲惨な3Dソフト業界の現状が見えてきます。

昔のようにポリゴンモデリングだけでなく、今はスカルプモデリングのZBrushや3DCoat、複数枚の写真から自動で3Dモデルを生成するソフトや、3DモデルにペイントするSubstanceやMARI、Quixel SUITE。
レンダラーも多種多様で、ソフト付属のものやプラグインでレンダリングするタイプなど、今の時代、覚えていったらキリがありません。

10年後、どれだけのCGソフトが生き残っているのかわかりませんが、CGで得た知識やノウハウはソフトがなくなっても活かされるはずなので、自分が最適と思われるソフトを導入していけばいいと思います。

私のように片手間でCGをやっている人間としては複数のソフトを跨いで使うことは導入コストなどを考えると難しいので、一つのソフトですべてのことができるMODOやLightwaveなど統合型のソフトには今後も頑張ってほしいと個人的には思っています。

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